さよなら100系新幹線企画 東海道新幹線激写@掛川・小田原・東京 2003
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さよなら100系新幹線企画
東海道新幹線激写@掛川・小田原・東京 2003
since 2003/07


 えー。このページは写真がメインでやたらと重いです。携帯からはおろか、通常回線では重たすぎてページが最後まで表示されないでしょう。  どうかあきらめてください。(・_・、)(私は携帯からのアクセスで1万円超えるという事故を起こしました。)大泣
加納大先生撮影のお写真
 100系新幹線@東京駅by加納先生。ラストラン

加納大先生撮影のお写真

 100系新幹線@掛川ポイントby加納先生。止まっているのではありません。シャッタースピード1/2000秒で激写した時速200km/h程度の100系新幹線@掛川です。(加納撮)  やや、白飛び感が強いですが、フィルムスキャナからのポジ取り込みなのでこんなもんかな?
加納大先生撮影のお写真

 100系新幹線@東京駅by加納先生 沢山のファンに惜しまれ、ラストランを任務遂行されました。 このページの画像はクリックすると大きな画像が表示されます。
小田原

 100系新幹線@新幹線小田原駅。これは休日に撮影しにいったもの。こっこれぞ新幹線!  ちなみに時速200km/hで走る新幹線は1秒間に55.6m移動する計算となり、1/1000秒では約5.6cm移動している、1/2000秒では約2.8cm なのでそのくらいのシャッタースピードにしなければぶれてしまう。
小田原

 100系新幹線@新幹線小田原駅。止まっている被写体を写すのは容易だが・・・後にあるような動いている被写体では失敗ばかり・・・  シャッタースピードを早くしすぎると、今度は十分な光を得ることが出来なくなり、S/N比の高い画像を得ることが出来ない。 よって、その道のプロは道具にこだわってくる羽目になるのである。( ´∀` )
  解説:
 新幹線は0系から始まって種類が1つ新しくなる度に、型番が100づつ上がっていきます。 現在800系まであり、(2003年09月現在) 今回100系が隕石の衝突のために絶滅することになりました・・(なんでやねん)  ちなみに、0系は山陽新幹線で一部のこだまとしてまだ利用されています。 0系は一般人が見て最も「これこそ新幹線」というような形をしています。 それについで「これこそ新幹線」しかも「かっこいい」と 言いたくなるような形の奴が100系新幹線です。ちなみに、今の主力新幹線は 300系と呼ばれるやや、見た目がヘボいやつです。 500は弾丸を彷彿するようなかっこよさを持っており、  700はなんだかわからないけど、科学的に計算された形なんだろうな・・というようなかっこよさをもっている。) 論より証拠ということで各東海道新幹線を見比べてみましょう。
 100系新幹線。これぞ新幹線というような形。
加納大先生撮影のお写真
 300系新幹線。ややヘボい。
加納大先生撮影のお写真
加納大先生撮影のお写真

 500系新幹線。弾丸を彷彿するようなかっこよさ。
加納大先生撮影のお写真

 700系新幹線。なんだかわからないけど、科学的に計算された形なんだろうな・・というようなかっこよさ。
 東海道新幹線では、100,300,500,700系が走っており、 一番早い「のぞみ」はだいたい500,700系です。最高時速は100系:240km/h, 300系:270km/h, 500系:300km/h, 700系:285km/h, と それぞれなっており、長距離を結ぶ東海道新幹線では、線路が何本も在る訳ではないので遅い100系を追い越すことも出来ずに、 ダイヤを調整するのが大変になってきたのです。時速が30kmも違えば、3時間で約100kmも送れてしまいます。 100系はダイヤを乱す原因となってきたのです。
というわけで、そろそろ引退が近づいていたわけですね。  そんな去りゆく新幹線100系を激写したい!ということで今回の企画を実行してみました。(・_・、)
 しかし、止まっている新幹線を撮影するのは鞘に収まった刀を舐めるようなもの・・・ どうしても猛々しく駆けめぐるその雄姿を納めなくてはならぬ。ということで、やってきました。静岡県掛川。今回の激写ポイントは ここだ!!  (小田原と掛川には参りましたが、最終日の東京駅には行きませんでした。新幹線さんごめんなさい。)東京駅に関する撮影は 総て加納氏による写真提供です。


ちなみに、もっと新幹線通になりたいのであれば、
こちらのページ
indexはこちら。日本の旅・鉄道見聞録
が最適です。( ゜∀゜)↑このページすごいよ!!




 滑り込む700系。空が曇っていて今ひとつ

 現地の茶畑。

 700系の先頭車両の流線型をよく捉えている一枚。最高時速285km/h

 先頭車両を取り逃し、せめて最後尾車両を・・と思って取った100系新幹線。撮影技術に演練を要する。
今回のテーマは「茶と雲と流線型」

 新幹線だけを撮影してもダメ! 動の新幹線(200〜300km/h)と静の背景がコラボレートしていなければ、 今回はるばる走っている新幹線を斜め上方から捉えることのできる数少ないポイントまで遠征した意味がない。
 更に、静岡といえばお茶。収穫を控え、青々と日光を反射し心地よいほのかな香りをかぐわせる緑の絨毯夏特有の空、取り分けそして、人工的 ながらもまろやかにカーブを描く流線型の新幹線独特のボディ。 これらが三位一体となっていなければいけない。
 すなわち、「白・緑・白(青)」このコントラストに注目して見て頂きたいのである!!
 これらを念頭に置いて激写した。電信柱と電線がその点から言えばとてつもなく邪魔であるが、それは仕方がないので 良しとした。

 左から右へそして下の写真へと雲空が次第に晴れて、時間と共に夏の輝きが増していくのがわかる。朝は雨だったのに、午後は素晴らしい天候となった。  写真は左から300、700

 せっかく晴れてきたのに100系の失敗作(右)。欲張って2枚撮影しようとし、1枚目(これ)を撮ったあと、2枚目をしくじった。

 青緑白の3被写体のコントラストがいい感じの700系と500系。500系の最高速度はなんと300km/h。

 きらめく茶畑絨毯と夏の雲と流線型。満足の写真。 豆知識:新幹線は騒音を考慮し、近隣住民の為に、朝6時前の走行は一切行っていない。 新幹線の始発はどんなに早くても朝6時過ぎだ。

 空と緑絨毯

 萌える葉っぱと流線型(500系)

 静岡のお茶と時速200km

 100系2回目のシャッターチャンスを見逃し、せめて最後尾車両を撮影。悲しかりけり。

 300系を真上から。

 タイトル:蜘蛛と雲
天を見上げれば、夏の雲空に荒々しい姿で獲物を待ちかまえる蜘蛛を発見。被写体を待ちかまえる 私たちとその境遇をだぶらせ激写。

 掛川をはいずり回って他の激写ポイントを捜す。すると、新幹線と在来線と茶畑が三角形にマッチングする地点を 発見した。

 やや見にくいが左の路線を在来線が通過している。

 加納先生の700系激写写真。さすが、構図といい被写体といい。写真歴の違いを見せつけられます。

 100系ラストランの新幹線乗り込み口付近の絵@東京by加納先生

 実は名古屋のテレビ局が取材に来ていて、鉄道マニア(通称てっちゃん)達を逆取材していた。テレビカメラ(業務用)が来ていたので まさかな・・と思っていたら、100系ラストラン企画をニュースで放送するらしい。

 私たちは朝7時からこの場所を誰よりも早く 占領していたので(他の人たちは10時頃から集まりだした。11と13時の撮影のために)私たちも取材されるのでは? と期待していたら・・・

 「茨城から来ました。」の声に取材陣は敏感に反応。名古屋−茨城となればネタになる。という訳で、 私たちは名古屋テレビに出たらしいのですが・・

 カットされていたかどうかはわからず・・・名古屋地区でそれらしい映像を 見られた方は是非、お教え下さい。( ´∀` )

 100系新幹線を撮影するために静岡県掛川まで出かけたのに、その日にたった2回だけしかなかったシャッターチャンスを 2回ともしくじって、やる気を無くし、茶畑の傍らに寝ころんで茶ッ葉と共に日光浴をする。

 その後、帰り際に熱海の南、網代 の温泉「現地名物樽風呂」@温泉旅館仙透@網代 を堪能して度の疲れを癒す。

 源泉は50度を超えているために、 お湯を入れた直後は入ることが出来ない。網代の温泉の特徴はとっても海水味ということだ。

 最後はカメラを片手に厳しく シャッターチャンスについて講義して下さる加納大先生。ボス!今回もご指導ありがとうございました。





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