天上天下唯我ドキュソん

天上天下唯我ドキュソん
==意味:天の上にも天の下にもドキュソは私しかいない。==

当ページをご覧になる際は、
キーボードの↓キーを押して
少しずつスクロールさせていただけると幸せです。

Home最新△一つ新▲一つ昔▼

グラディエイター 2004/10/28

グラディエイター. それは
 「血に飢えた猛者」



グラディエイター. それは
 「闘志をむき出しにした獣 (けだもの)



グラディエイター. それは
 「名誉のために命を賭ける漢達への称号」



グラディエイター. それは
 「狂気に満ちた観客の前で踊り,
 血しぶきを操るエンターティナー」



グラディエイター. それは
 「アドレナリンに支配された骨肉の重機」



グラディエイター. それは
 「シャブ中 異常者(ジャンキー)に,
 鉄槌を下すバーサーカー」



グラディエイター. それは
 「血の滴ったメインディッシュに
 かじりつくドーベルマン」



グラディエイター. それは
 「狂犬に噛まれたボブ・サップ」



グラディエイター. それは
 「アミバに間違っている経絡秘孔を
 付かれてしまった木人形(デク)



グラディエイター. それは
 「神のしくんだ戦い」だった.







 さて,今回は私が そんな「グラディエイター」と遭遇した時の体験を皆さんにご報告致したいと思います.












 ある日の夕暮れ,私は尊敬する職場の先輩といっしょに二人っきりでドライブしていた.

 待ちに待った念願のドライブである.ようやくここまでこぎつけたのであった.

 私はその先輩のことが好きであったし,これまでより一歩進んだ仕事以上の関係を望んでいた.

 その方は,様々な知識を持っており,明るく知的で,私にいろいろなことを教えてくれた.  少し「か弱い印象」もあるが,心は強く筋が通っている感じだ.

 今日はいつものお礼・・というほどでもないがドライブに誘い,いっしょに少し遠くまで来ていた.

 こんなシチュエイションでは,普段起こりそうもないことを,ついつい想像しがちである.

 小生も男として様々な状況に即応すべく ありとあらゆる場合についてシミュレーションを行い,対応策を準備していた.例えば,



先輩:
「ねえ.ちょっと休みましょうか?」



っとくれば,

(゚д゚ ) コードネーム α(アルファ)
発動!! ラジャー!
(自分で自分に気合いを入れる効果音)






小生:
「もう少し行ったところに,
 夜景の見える綺麗な崖があるんだ・・
 そこで休憩しましょうか・・」( ´∀`)





っとか,







先輩:
「ねえ.のどが渇かない?」



っとくれば,

(゚д゚ ) コードネーム β(ブラボー)
発動!! ラジャー!
(自分で自分に気合いを入れる効果音)






小生:
「そんだったら,こういうこともあろうかと昨日に
 ペットボトルに入れて冷凍庫で凍らしてきた麦茶を
 タオルで包んで溶けにくくしたの

 リュックサックの中にあるので飲みませんか?」
  ( ´∀`)





ッという具合に,様々な反応を脳内シミュレーションしていた.
(おいおい.かな〜り,スマートじゃねえなぁ・・)






 そんなことを考えながら走っていると,先輩が話しかけてきた・・







先輩:
「ねえ.ちょっとトイレに行きたいから
 その辺のコンビニで停まってくれる?」

小生:
「はううぅ!」
(対応を準備していたはずなのに,
 突如のお言葉に情けない反応音をあげてしまう・・)



 車を止め,目に入ったコンビニに停車し,
 車内で待つことにした.



小生:
「車内で待ってるから,
 ゆっくりしてきていいですよ(*´▽`*)」
 (全然,イケテナイ言葉で見送っていることに気付く (・_・、))



 見送ってから,今後の計画を立てようと思い,

 ふと背筋を伸ばすと,



助手席に先輩のハンドバック
転がっていることに気付く.





 ややっ?!

 こっこれは・・チャンスの到来か?!





小生:
「あ〜.ちょっとだけ覗いてみようかな〜
 見てみたい気がするな〜
 見たいな〜
 中身を見てみたいな〜」


 そこにあの2人がやってきた.


悪魔:
「へっへっへ.( ゜∀゜)
 そんなに見たいのか? 見ちまえよ! (`▽´)」


天使:
「おやめなさい!! なんッて汚らわしい!
 そんなことしてはいけないわ!」


悪魔:
「でも,こいつ,
 ミタイナ〜ミタイナ〜 ッて言ってるぞ. (`▽´)」


天使:
「バックの中身を見ている間に,
 帰って来てしまったらどうするの!」


悪魔:
「大丈夫・・ 後1分は絶対に大丈夫.
 バックの中身には今後の展開を左右する重要アイテム が隠されているに違いない.ここで見ないと後悔するぜ.ヒッヒッヒ. おや? そこに見えるのは手帳じゃないか? (`▽´)」


小生:
「あ〜〜.でもそんなことしたのがバレたら・・
 大変なことになる. φ(..;)」


悪魔:
「お兄ちゃん.ヒッヒッヒ.そいつもいいが・・
 携帯のメールをのぞき見するのも またオツなモンですぜ.(`▽´)」


天使:
「この穀潰し(ゴクツブシ)が!! 人様のものを勝手に見るような戯け者(たわけもの)が,なれるのは『卑怯者の達人』だけよ!」


悪魔:
「まあまあ.あなたの仰ることも最もですが,ひょとして手帳に『今日はドライブ!超楽しみィ!!』なんて書いてあったらどうするよ?」


天使:
「!!!  っそっそりゃ.うれしいッていうか・・見てみたい気もするダベさ・・・」


悪魔:
「フッ.化けの皮が剥がれたか・・ よし! じゃあ決まりだ.お前(天使)はコンビニの入り口を見張ってろ! 俺は裏口を固める!」


 手帳をのぞき,今日のページを開いてみると・・



「待ちに待った
 2人でのドライブ☆!
 何かが起こる予感!?」


っと書いてある!!

オー
マイ
ゴッド!





 さらに,携帯を見ると,私宛の『発信履歴』が沢山!! しかし,実際には私に電話が掛かってこなかったので,何回も電話を掛けようとしては 怖じ気づいて諦めていたのだなぁ ということが判明した.



 そうか! (・_・、)
そうだったのか・・・
そこまでにも私のことを・・
ゴメンよ.いままで 気付いて
あげられなくて.


 実は私も・・・・・・










以上妄想30秒.
(その内,そうか!そうだったのか・・・の連続妄想に25秒)






 結局,背筋を伸ばしてから何もせずに,妄想とたわむれているしている間に,トイレから帰ってきてしまった.



かなり自分勝手な妄想に
「バカ!バカ!」と己を戒める.


先輩:
「待った?」

小生:
「イヤッ(,,゜Д゜)
 時間が過ぎるのが速すぎて
 全然待ってません.」






 ここで運転を交代し,

 私が助手席
に座ることとなった.



 そうして,ドライブを続ける運びとなったのだが・・



ここからが本番なのだった・・





 片方向2車線の国道を走行していると,私たちの遙か後方から救急車のサイレンが聞こえてきた.

 しかし,こっちに近づいているのか遠ざかっていくのかも分らないくらいの距離であったので,あまり気にとめることもなく前進を続ける.

 しばらく経つと,サイレンの音は近接し,同じ道路を同じ方向に向かっていることに気付いたので,道路脇に車を寄せるように停車して, 先に行かせてから,再び前進を開始した.

 車を運転していればごく当たり前の動作であった.



 しかし,前進を再開してから約1分後に事件が起きたのである!!













 猛スピードで私たちを“追尾”してくる車両があるではないか!

!?



 その車はクラクションを鳴らしまくって,煽ってくる.



 私は,怖くなって口を開いた.

小生:
「あのクラクションって私たちの車に向けられてる? のかねぇ?」


 「自信なさげ」と「多分そうだよね?」という2つのニュアンスが合わさった声だった.



 その車は「蛇行」をしながら加速し,私たちの車の前方に躍り出た

 そして,窓を開け,車内のゴミを道路に捨てまくっている

 灰皿のゴミ,ミカンの皮,空き缶など


 よく見ると「ゴミを捨てている」のではなく,「私たちの車に向かって投げつけている」様だ!







 助手席でビビリまくっている私とは対照的に取り乱さずに運転を続けるドライバー







 前方の車の運転手は窓から体を出し,箱乗り状態で,こちらに向かって何かを叫んでいる

  とてもじゃないが,まともなお方のようには見えず,どう見てもシャブ中のジャンキーだ.



 けっして車通りの少なくないこの国道にて,蛇行運転をしながら箱乗りして,物を後ろに向かって投げつけながら,怒りのまなざしたっぷりで, 叫び回っておられる そんなお方が「まとも」であるはずがない.



キレ気味の お方:
「テメー.停まらねーと ブッ殺すぞ!!」




 ひえー.どうしよう.どうしよう.
 (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル



 上記のような戦いが約2分間ほど繰り広げられた.

 そして,恐れていたことが現実になったのである.








 赤信号で停車せざるを得なくなったのだ.



 当然,キレ気味のお方の車両も,私たちの前で停車した.



小生:
「あうぅ.あううぅ. どうしよう.
 たぶん.あのお方・・
 下車して来られるに違いない・・





ヒエー!! やっぱり降りてこられた!!」


ガッ
デム!


 どうしよう・・どうしよう・・
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル





キレ気味の お方:
「テメー.コノヤロー! ブッ殺すぞ!! ザケやがって あ?! なめてんのか? 窓開けろ!!」




 キレ気味の男は即座に下車してから,私たちの車に駆け寄り,運転席のドアをゴツゴツ叩きながら なぜか,かなりお怒りのご様子で対話を求めていらっしゃった.  信号での停車時間はおよそ1分間.この時間をどうやって乗り切るかが,最重要視事項であった.



小生:
「あの・・ 窓を開けろと仰っておられるようですが・・ どうしましょうか?」



先輩:
「・・・・・・・・」



キレ気味の お方:
「テンメェー.カニヤロー! ブチキョロすぞ!! ザキャって あぁ?! 脳天カチ割るぞ!!」






 ヒェ〜〜.(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
 私たちは悪いことをしていません.
 どうかお許しを・・


 窓をガチガチ叩いてらっしゃる
そのキレ気味のお方をよく見ると・・・




 右目と左目が向いている方向が若干違う・・・



 「嗚呼!!私たちと,異なった世界があの御方には見えているに違いない!」




小生:
「あの・・ 私どもの脳天をカチ割りたがっているようですが・・ どうしましょうか?」



先輩:
「・・・・・・・・」



!?


 黙して語らず,その視線は真っ直ぐと前へと向けられ,微動だにしていない.

 両手は軽くハンドルのベストポジションに据えられており,表情には余裕すら感じさせる・・

 いざとなれば,4年ほど馴らしていたボクシングでクラしてやる覚悟があり,靴をしっかりと履いて, 拳に10円玉の握り込みをして,準備万全の状態となっていた私だが・・・    この時,運転席に極楽浄土からの光のような物を感じずにはおれなかった.
(「極楽浄土の光」とは:決して私たちがあの世に行くこと確実だという意味ではなく,極度の安堵感を与えてくれるものという意味.)
(「クラす」とは:九州方面の言葉で意味はブチノメス.ヤキを入れる.)







 これぞまさしく,「追いつめられる獣」と「追いつめる獣 」との相違点・・・・
まっ負けた・・  (´д`;)



 オロオロと慌てふためく私とは対照的に,約1分間(体感時間5分)の長きにわたり,前方を凝視し,動じず,堪え忍んだ運転席・・
 そのご功績により,シャブ中 ゴミまき散らし男は諦めて自分の車に乗り込み,信号の変化と共に消えていった.






 ふうぅ. たっ助かった・・



 その後,なぜ,あのお方はあんなに別の異次元を知覚して怒っておられたのか?について 話し合ったが,明確な答えは分らず,


 たぶん,救急車が接近していたのに直ちに停まらなかったから,私たちに対して憤りを感じておられたのでは無かろうか?という話に落ち着いた.






グラディエイター. それは
 「血に飢えた猛者」



グラディエイター. それは
 「闘志をむき出しにした獣 (けだもの)



グラディエイター. それは
 「国道の交差点で血しぶきを求めるシャブ中」



グラディエイター. それは
 「アドレナリンに支配された肉塊」



グラディエイター. それは
 「アミバに間違っている経絡秘孔を付かれ,
 別の世界を知覚する木人形(デク)
注)アミバとは



グラディエイター. それは
 「シャブ中 異常者(ジャンキー)
 鉄槌を下される健常ドライバー」



グラディエイター. それは
 「助手席でオロオロと慌てふためく
 チワワのごとき か弱き存在」



グラディエイター. それは
 「首から下がロニー・コールマンな野比のび太」
 注)ロニー・コールマンとは注)野比 のび太とは



グラディエイター. それは
 「神のお与えになった貴重な経験」
 だった.



 今回もまた,目指すべき「達人」から
 何歩も遠のいた雰囲気が強い今日この頃・・・

 達人への道はまだまだ遠い・・・


後書き:
 ここまで読んで頂いて,どうもありがとうございました. がむしゃら。 の慶太さんから授かった「グ」についてお題を遂行させて頂きました. ボーダーズエンドの繁栄を願い応援しております.機会をくださった主催者の皆様に「グラディエイター」の呼称を献上致します.  Desolate road のU1さんへ申し送ります.( ´∀`)












やる気 2004/10/26

近,病気に掛かった.



 そんな私を心配してくれる人は近くには誰もおらず,



 心配してくれるのはアイドルの
吉岡美穂  だけだ.



 でも,気にしてくれているところが,全然違うのが悲しい.



 とりあえず,チェックしてみる.



 最近掛かった病気とは,











「全然やる気が沸き上がってこない病」


 気合いが足りん!! そんなことじゃいかん!! と腕立て伏せや,ヒンズースクワット,逆立ち,暴れハッチャクの瞑想ポーズなどを 繰り返してみるが,モチベーションが出てこない.



 ぐっすり寝ないと,やる気も出ないよ.しっかり寝なさい.っと言い聞かせて,寝まくってもみるが, 起きてみると,一生懸命やっているようでも,単位時間あたりの仕事量がとても少ないように感じられる.



 ハァ〜.鬱かなぁ?

 そんなことを考えながら,今朝の夢を思い出してみる・・・











 暴れ馬を何とか乗りこなしながら,戦場を駆け抜け,203高地を奪取し, 日本刀を旅順港に向けてかざす.
 旅順要塞攻略の足掛かりとして戦果を評価され,乃木将軍から勲章を頂く・・



 夢の中ではチョーやる気あるじゃん・・・



 そう言い聞かせて今日も踏ん張る・・
 (・_・、)














相棒と小生3 2004/10/14

回の「つづく」からのからの続きを書き足しました.ヽ(´▽`)ノ
前回からの続きへジャンプ! 前回ものを読まれていない 方は前回の作品の最初からご覧いただけたら幸いです.










相棒と小生2 2004/10/12

回の「つづく」からのからの続きを書き足しました.ヽ(´▽`)ノ
前回からの続きへジャンプ! 前回ものを読まれていない 方は前回の作品の最初からご覧いただけたら幸いです.










相棒と小生 2004/10/05

山の方々が,この更新されていないページに足を運んでくださったようで・・・ 更新が停滞してから 10000ヒット位いただいており,そんなに無駄足を踏んでいただいたのかと思うと,申し訳なく思います.

 また,殿堂入りテクストの方も読破してくださった方々がおられるようで,どうもありがとうございます.  殿堂の文章を全て読むことは,さぞかし御苦行であられたことかとお察しします. 物書き冥利につきるとはこのことです. (物書きと申しましても,ノンフィクションですか・・(・_・、)

 

 また,このページに仕掛けられた仕掛けボタンなどで遊んでくださった方もありがとうございます.近々,ページをXMLとXSLを用いたPHP使用にして みたいなーと思っているうちに,地震が起こってそれどころではありませんでした.

 最近私の相棒の調子はどうなんだ?!と心配してくださる方もいらっしゃるようで,ありがとうございます.



 今回もまた,私と相棒のお互いを思いやる暖かいエピソードに出会うことができましたので, との友情話をご報告したいと思います.










 晩夏の暮れ,ヒグラシの鳴き声に「けたたましさ」が引き,多くは夏の勤めを終え,次世代に希望を託し終えた頃.

 台風の往来に人々も気温も慌ただしく振り回され,様々な意欲の泉がわき上がる季節.「秋」がこちらを伺っている.

 アスファルトは昼の余熱を仄かに漂わせ,「秋」の進入を拒んでいるかのようだが,風と共に時折それは足下を通り過ぎる.

小生:
「もう,夏は終わってしまったのだろうか?」(・ω・)

 春夏秋冬,私の最も好きな季節は,「夏」だ!

 夏の蒸し暑く,青と白の空と太陽が私たちに圧力を掛けるそんな日に,学校の校庭でドッチボールをするのが好きだ.

 この夏に,一回も海にも行かず,キャンプもせず,ましてや,ドッチボールをすることもなかった小生は,秋の訪れを直感的に拒んでいた.





 今回の相棒との物語はここから始まる.



 「YAMAHA Virago 250」アメリカンタイプのバイクはわたくしの相棒であり,わたくしの良き理解者であり,共に苦楽を分かち合った戦友でもあった.


 この日も相棒と共に,我が家を目指して帰路につく.

 冒頭でいくら夏だと言おうとも,今しがたの夜9時の気温は寒く,薄着でバイクに跨っていれば,その風圧により体感温度はそれなりのものとなる.

 小生:
「この調子なら,近くの映画館に滑り込んでレイトショー(1200円)で映画が見られる時間だ.」

 レイトショーとは,午後9時以降に上映される比較的大人向けタイトルの映画であり,格安で鑑賞することができるため, 私は重宝していた.

 小生:
「まだ,ちょっと時間があるから,相棒にドリンクを飲ませてから行くか.」

 自分ばかり楽しい思いをしてはいけない.と思い,相棒にガソリンを給油するため,行きつけのガソリンスタンドに立ち寄った.

 小生:
「現金! レギュラー! 満タン!!」

 とお決まりのキーワードを大声で叫び,エンジンを停止して,ガソリンタンクの給油口を解放する.

 走行距離メーターを0kmにリセットして,ガソリンタンクのセレクターレバーをリザーブからノーマル位置に戻す.

 小生:
「ギリギリまで入れてください.」

 とスタンドのお兄さんに注文し,
(10リットルしかガソリンが入らない上に,燃費が悪いのでぎりぎりまで入れてもらわないと 給油間隔が短くなりめんどくさい.ガソリンは給油中かなり泡立つために,最後の方はゆっくり入れてもらわないと,最大で約1リットルくらい 少ない量しか入れてもらえない.)


 そして,お金を渡し,ヘルメット「栄子」をかぶり,(栄子とはヘルメットに付けた名前)
 颯爽(さっそう)とその場を立ち去る.





 押し掛けで・・
 (・_・、)


 スターターボタンを押してセルが回らなくなったのはいつからだっただろうか・・

 バイクを押して,クラッチをつなぎ,車体の重さでエンジンを無理矢理回転させて点火するのが「押し掛け」である.

 ガソリンスタンドを脱出するまでの約20m,押して押して押しまくり,エンジンに動力を伝えたが,いっこうに点火しない.

 ハアハアと息を切らしながら,バイクの各部位を点検してエンジンが何故掛からないのかをチェックする.

 小生:
「おかしいなぁ?もうちょっと押してみるか・・」

 そう思い,ガソリンスタンド内をグルグルと回りながら,もう50m位押して回ってみた.


 「ガッポ,ガッポ,ガッポ,ガッポ,ガッポ,ガッポ・・・」  (エンジンが押される力で回る音)

 広いスタンド内に空しい音が鳴り響く.

 スタンドの店員さん達の視線が痛い.(・_・、)




 おかしいなぁ? キーは回ってるし,キルスイッチも正常なのに・・・ また,例の場所が漏電したか?


 例の場所とはエンジン内部から出ていてピストンの位置を知らせるパルスを送る電気コードを止めてあるネジの部分であった.

 あそこを直すにはクラッチをはずしてからエンジンカバーをはがすという大工事が必要であり,油まみれになることは必至であった.

 「あー.。・゚(´□`)゚・。 やだやだ.」



 と思いながら,スタンドの店員さんに,


 小生:
「すいません.迷惑にならないように致しますので,はじっこの方で修理してもいいですか?」

 と了解を取る.



 私がさっきから,スタンドの中を空しくグルグル走り回っているのを見て,哀れに思ったのか,

 店員さん:
「ああ.どうぞ.もし,道具が必要でしたらそろっていますので言ってください. バイクに詳しい奴がいますので, 呼んできましょうか?」




 とおっしゃってくださった.

  はー.アリガタヤアリガタヤ.この次もここで給油させて頂きますよ.(ToT)



 エンジンのカバーをはずして,えっちらおっちらやってみるが,いっこうに良くならない.







 もう,レイトショーを見に行けるような時間はとうに過ぎている・・・ そんな秋の夜更けであった・・・




つづく






 そんなこんなで,相棒の体をいじりだしてから,1時間ほどたったのであろうか?

 いろいろな部位をいじり回してみるが,やはり,エンジンは掛からない.

 よくよく点検してみると,ライトがついていないことに気付いた.(おいおい. 最初ッからそんなこと気が付けよ.)


店員さん:
「ひょっとしたらバッテリーがもう無いんじゃないですかねぇ?」

小生:
「そうかもしれませんねぇ.調べてみます.」

 手軽にバッテリー電圧を調べる方法が在った.


 それは,バッテリーの「+」と「−」を短絡させ,火花を散らし,その火花の出方を見て, 電圧の残り具合を確かめるという方法である.



 ガソリンスタンド内で火花はヤバイかなぁと思ったが,給油口からは相当離れていたので,店員さんが遠のいている隙に試してみた.


 座席をはずして,バッテリーを出し,マイナス極のカバーをはずして,スパナを布でつまんで,電極に接触させる.





 バチッ!

 予期していた通りの展開だったが,少しびっくりしてのけぞる.

 電気は十分ありそうだ.考えてみれば,ガソリンスタンドにはいる前までは,ややかぶり気味だったものの,普通に走っていた.

 となると,答えは・・・



 ヒューズ


 ということで,調べてみると,あっさり切れていた.



 (ヒューズは一応,最初に点検してはいたが,「まさかいきなり切れるわけ無いよな.」と思って十分に点検していなかった.)

 嗚呼.こんなことなら,こんなに分解して,大工事を施す必要が無かった・・・

 スタンドにはだいたい,予備のヒューズが売っているはずだから,それを買って,はめればOK.

 は〜.コレで帰れる.(; ´Д`)



 安堵の表情を浮かべながら,店員さんに20Vのヒューズの値段を聞くと,
「200円」ということなので.おお!安いやないですか!と思い即決.


バイクのヒューズ
バイクのヒューズはこんな感じ







 で,そんなのが出てくると思っていたら・・・・・











車用のヒューズ 20Volt
ガッデム!

 なんでこんな見たこともないヒューズが出てくるねん!(車用のヒューズで,バイク乗りはあまり見たことがない.(・_・、)



 しかし,「やっぱりいらないです.(・_・、)」ともいえずに,購入.(200円)





店員さん:
「大丈夫ですか?合いますか?」

 と親切なお声を掛けてくださるも・・ ちょっと遅かった・・


小生:
「大丈夫です.(・_・、)合いません.ボソッ 小声.(T^T)まあ何とかなります.」



 何とかなるのかよ.とササヤカに思いながらも,とりあえずバイクへ向かう.


 せっかく200円で購入したのだし,同じ20Vであれば,違いは形だけのはずだし,

 第一,ヒューズを使わずに直結でも動くだろう.と自分に言い聞かせて,  その形の違う車用のヒューズに導線を巻き付けた.一応ショートしないように,スタンドに落ちていたゴムの切れ端らしきものを 充てて絶縁した.


 今度,天気の良い日に本物のヒューズを買うまでの応急処置さ.

 大丈夫だよなぁ?

 相棒!




 私は相棒のタフさを承知していたので,彼も当然相づちを打ってくれるものかと思っての問いかけであった.

 エンジンを掛けてみると,あっさり,元気な音を立て,私に応えてくれた.

 おお! よしよし.ごめんな.ヒューズ切らしてて.今度本物を買ってやるからな.( ゜∀゜)

 スタンドの皆さんに挨拶をして周り,そして,そのスタンドを後にした.

 そんな秋の夜長であった・・・




つづく




 「そんな秋の夜長であった・・・」と言って終わりたかったんだが・・


 その次の日のことである.






 私は愛車を甘やかさない.

 それは,「強い子」に育ってもらいたいからだ.

 だから,駐輪場も屋根なしの雨ざらし.

 こうすることによって,どんな状況にも耐えられるオオカミのようなモンスターに成長してくれることを願っている.
( おいおい.本当かよ.金がないだけだろ?)



 職場に向かおうと,いつものようにゴリゴリ押して押し掛けし,バイクに跨(またが)った.

 憂鬱なのはこの日がすごい大雨でこんな日にバイクに乗っていくということであった.

 なるべく早く職場に到着して,なるべく濡れずにいきたいものだ.

 季節は移り変わり,最近は寒さを感じるようになっていたので,この日は下着を多めに着て,Yシャツの下には暖かめのカシミアを着ていた.

 これだけ着ていれば,寒く感じることはないだろう.( ゜∀゜)

 そんなことを考えながら,家を出てしばらくし,首都の南方面を流れる動脈「国道246号線」に差し掛かった時のことである.



 直線に入ってまもなく,加速しようとアクセルを蒸かした!












ガクッッ!

ガクッガクッ


ブルブルブルブル

?!




加速に力がない!


小生:
「相棒(バイクへの愛称)! どうした?!」



小生:
「昨日直してやったろ! 元気出せよ!!」



 アクセルを動かすと,明らかな違和感が伝わってくる.

 この感触はアクセル空回り!(゚д゚ノ)ノ

 アクセルを回しても回してもクルクル回るだけでエンジンにスロットルの変化が伝わっていないらしい.





 力をなくしたバイクは,上り坂の手前で空しく停止した.










そして,
ここで分解工事が始まった!!
(ノ^o^)ノ

 ↑なんかもう喜んじゃってる.(どうでもよくて・・)






 とりあえず,ワイヤーがはずれているだけだろうから,すぐ直ると思って,ボックスを分解して中を見てみることにした.



全身カッパを身にまとった工事車両誘導のおばさん:
「お兄さん? どうしたの? 故障?」

 と優しくお声を掛けてくださった.

小生:
「あぁ.はい. もうちょっと見てみないと故障かどうかわかりませんが・・
 ここ,じゃまですか?  どうも,すいません.」

全身カッパを身にまとった工事車両誘導のおばさん:
「いえいえ.大変だねぇ.雨の中・・」

 とありきたりの会話がなされる中,

 私の雨衣は水が染みこんでくる偽雨衣のため,次第に,服の中が濡れてきていた.



 そして,ボックスを開けてみると,予想外の深刻な出来事に



かな〜り,落胆したのでした( ´A`)










相棒のアクセルワイヤー切れ
相棒のアクセルワイヤー切れ



 見て頂いてわかるように,アクセルレバーに連動して動き,エンジンの空気取り入れ口を開けたり占めたりする ワイヤーが錆び付いており,よく曲がる部分で切れていた!





ガッデム!

「全くなんてこった!!」

「何で,寄りによってこんな土砂降りの日に切れるんだ!」

 こうして,最寄りのバイク屋までの長い長い道のりを踏破する土砂降りの中の濡れ濡れ行軍が始まったのである.


小学校や中学校の登校の時間となると,主要道路沿いは通学路なのかお子様が多くなる.


小学生A:
「ねえ.なんでこのおじちゃん,バイクに乗らないで押してるの?」



小学生B:
「ねえ.なんでこのおじちゃん,雨の日なのに傘さしてないの??」



小学生C:
「ねえ.なんでこのおじちゃん,バイクのヘルメットの隙間から大量に白い吐息を漏れ出させて喜んでるの???」






「ッデム!! 『おじちゃん』じゃねえ!『おにいさん』だ!!」

 とか,関係ないことに腹を立ててみたり,みなかったり.

 雨で服や体はかなり濡れていたが,汗で体内方面からかなり濡れている感触の方が強かった.

 「今日に限って何でこんな厚着をしてきたんだぁ!」



 と後悔を少ししつつも,労働と無関係な汗に一塩の喜びを感じることを禁じ得なかった.





小生:
「ビラーゴさん.最近,不機嫌ですなぁ?
 いっつも乗せて頂いてばかりで申し訳なく思っていたのですが,
 今回もこのように押すことができて光栄です.
 また元気になったら,私を乗せてくださいね.」

相棒:
「僕ね.ホントはね.昨日の『ヒューズ切れ』で訴えてたんだ.
 もうすぐアクセルワイヤーが 切れそうだよ! ってね.
 いっつも雨ざらしの場所以外に泊めてくれないから,
 体のいろんなところが錆び付いてヤバイよって.」

小生:
「ごめんよ.相棒.今から人間ドックならぬ.バイク屋に連れて行ってやるからな.」

相棒:
「まあ,あんまり,お前に押してもらってもわるいからな・・
 ほどほどにしといてやるかッ 」

小生:
「ごめんよ.これからはもっと愛情を注いで大切にするYO!!」




 できの悪い息子ほどかわいいとはよく言うが

 この金食い虫に今月もごっそりと修理費を持って行かれた.

 相棒との親睦をさらに深めることができた今日この頃.



 バイクの達人にまた一歩だけ近づいたような気もするが・・・


 屋根付き駐輪場契約の目途は・・・  立ちそうもない・・・












参加することに意義がある 2004/08/30

近代オリンピックの父と呼ばれる国際オリンピック委員会(IOC)2代目会長
「ピエール・ド・クーベルタン」は語ったとされるあまりにも有名な言葉である.

 最近では,「ナンバーワンにならなくてもいい.元々特別なオンリーワン」

 というSMAPの歌にも代表されるような人間の闘争本能を幼少期につみ取ってしまえ!という という意味で使用されることも多いようです.

 1908年にロンドンで開催された第4回大会においてイギリスとアメリカは国民感情のすれ違いから,オリンピック競技のみ ならず,競技の外でも激しく戦いぶつかり合って,激しい喧嘩をしていたのです.この状況を悲しく思った アメリカ,ペンシルベニア州のエチェルバート・タルボット司教が, 「五輪で重要なことは,勝利することより,むしろ,参加したことにあろう」と説教したそうです.

 クーベルタン会長がその言葉を引用して人間性についてのスピーチをしたことから,クーベルタンの言葉として有名になった とされています.



 さて,今回はこの崇高な言葉に関係するエピソードに出会ったのでオリンピック期間ということもあり,皆さんにご報告 申し上げたいと思います.





 ある夜のこと・・



 一人の若者が

 「ハラ・・減った・・・・( ´Д`)」


 と冷蔵庫をあけると



  中にはほとんど何も入っていないくせして,無駄に冷たい冷気が漂っている!

 こんなに何も入っていないなら,いっそ電源を 抜いてしまおうか?!というほどだ.







 たぶん我が家でもっとも電気を消費しているであろう家臣はこの「冷蔵庫」である. 電気代を考えれば電源を抜いてしまいたいが,  電源を抜けば,冷凍庫の霜が溶け出したりして,水浸しになりそうでやっかいだ.

 そんなことを考えながら,冷蔵庫の中を見渡すと,奥に箱があった.

 取り出してみてみると,遙か昔に購入したマーガリンであった.




 そうだ! ジャガイモを“チン”してこれを塗れば,じゃがバター になってホクホクうまいはずだ!! ( ゚∀゚)(マーガリンだからじゃがバターにはならねーよ.( ´Д`) )



 そう思いつき早速,流しの下に隠してあったジャガイモを取り出し,芽を取り,洗って,ラップで包んで“チン”をする.

 そして,冷蔵庫の奥深くに眠っていたマーガリンを取り出して,ジャガイモに塗りたくる!



 塗っている途中で気付いたのだが・・




 マーガリンの表面と内部ではあまりに色が違っているような気がした.
色違い酸化バター(マーガリン)




 なんてことだ!! 半年以上放置していたマーガリンは空気中の酸素と 結合して変色し,風味はおろか,味わいや栄養が悪くなっていた!
 これでは折角の「デリシャスじゃがバター」が台無しではないか!




 しかし,もう,マーガリンを塗っていたので食べないわけにはいかない.



 しかも,せっかく食べるならおいしく食べたいというものである.





そこで,編み出した技が
↓これ↓





「酸化する」ことに
意義がある!!
凸(゚д゚ )




 そう言い聞かせて,むしゃむしゃいただきました・・・


 オリンピックだから・・・まあいいか・・・(全然オリンピックと関係ないやん. 前半の講釈はいったい何だッたんや?!)


 結構うまい・・・


 達人への道はまだまだほど遠い・・・・・










セゾンの永久不滅ポイントの罠 (感動編) 2004/08/20

民は貯めたがりである.

 中でも一際(ひときわ)“小市民”である わたくしは,「貯まるカード」と「貯まらないカード」があれば どうしても「貯まるカード」を使いたくなる.(誰でもそうですよね・・)



 しかも,貯まったポイントが永久不滅というキーワードでガッチリと守りを固められて いたらどうだろう?


 死ぬまでにいくらポイントを貯められるかという「チキンレース」に参加せざるを得なくはならないだろうか.  (チキンレースとは:車などで対戦相手よりも強靱な根性を持っていることを示し,競うレースのことで, アクセル全開・猛スピードで壁や崖に向かって突進していき,先にブレーキを踏んだ方が負けとなるゲームである.)


 社会人になった頃からカードを使いだし,未だ一度もポイントを使っていなかった私は, それなりにポイントが貯まっていたので,その使い道を調べてみた.




 セゾンカードの景品ラインナップを眺めて,お得感が漂うのは以下のような者達であった.






各種商品券見本
1,000P:西武百貨店商品券 5,000円相当

1,000P:全国共通図書券 5,000円相当

1,000P:KDDIスーパーワールドカード(国内・国際電話) 5,350円相当

1,000P:ナイストリップ(JTB旅行券) 5,000円相当

1,000P:スターバックスカード 5,000円相当

1,000P:ハイウェイカード 5,200円相当



 この状況からから換算すると,1ポイント=約5円ということになる.


 セゾンカードで1,000円のお買い物をすると1ポイント付くわけであるから,

 1,000円につき5円,つまり,0.5%の還元と考えることができる.


 
 若者よ!
ヨドバシカメラ
現金購入20%ポイント還元!!
(カード支払いは12%ポイント還元)


 と書いてあるのに,


小生:
 「うーん.カードで買うとポイントが付くからナー
  しかも・・永久不滅ポイント・・( ゚∀゚)ニヤリ」

小生:
 「カードで買うとポイントが付くのでカードでお願いします( ゚∀゚)」

などとホザいている場合ではないのである!!
  (自分の体験談を後から考え直してしぼむ・・)(2万円の買い物で1500円の損 (・_・、) )



 銀行に行ってさっさと現金を卸してきなさい!

 さて,私がこよなく愛するヨドバシカメラの話はおいといて,




 貯めたポイントを景品と交換するに当たり,上記の商品券あたりがもっともリーズナブルであり, どうしてもこの辺に落ち着くのが私たち庶民というものである.



 ところで,永久不滅ポイントで引き替えられる最高級の景品は何か?と思い調べてみると・・・









10,000,000P (1千万ポイント) 「プライベートジェットで行くハワイ10日間の旅 4名様分」10,000,000P (1千万ポイント)

「プライベートジェットで行くハワイ10日間の旅 4名様分」
 プライベートジェット(専用機)をチャーターし、ハワイで最上級の旅をお客様のご要望を組み込んで 満喫していただく10日間です。空港までは専用リムジンで送迎いたします。ハワイでのプランはお気に召すまま。 お泊りは最高級のホテルを厳選。世界のVIPや映画スターのような夢の旅を提供いたします。

だそうです.(・_・、)


 さすが,最高級の景品だけあってリッチだなぁ〜 と感心するのもつかの間・・・





 いくら永久不滅のポイントだからといって,1000円のカード利用で1ポイントたまるのだから, 10,000,000ポイントためるためには,100億円分のカード利用をしなくてはならないちゃないか!!


 人生は順当にいったとしても,たった3万日. 100億円消費するためには子供の頃から毎日33万円使わなければ,たどり着けない道のりである.

 私のカードじゃ2日間で既に,「ご利用限度枠」を超えておるわ!!

ッデム!


 どんな最高級の旅も1000万円もあれば実現できるであろう.


 それを100億円も使ってカードでポイントをためる人間離れした価値観の持ち主.「カードの鬼」とも言うべき お方はいるのであろうか?


これは,

「セゾンって永久不滅ポイントとかいってる割には,ポイントの景品がショボくってためる気にならないのよね.」

とか,


「100年貯めたっていい.ってCMでやってるけれど,そこまでして貯めてなんになるのかしら.」

とか言い出すわがまま消費者に向けられた挑戦状だ!




 ちなみに,景品の次点は

1,400,000ポイント(14億円相当)の「スタインウェイ グランドピアノS-155(椅子付)」(高級木材からスタインウェイが誕生するまでに丸1年かかり、およそ300人が製造に関わります。グランドピアノの代名詞、スタインウェイ。1853年、ニューヨークでスタインウェイ&サンズが設立されて以来、幾多ものマイスターが経験を引き継ぎ、世界に誇るスタインウェイ・システムが誕生しています。 約W1465×D1550×H(天板全開時)2100mm(本体)約252kg )


1,000,000ポイント(10億円相当)の「飛鳥「世界一周クルーズ」の旅 2名様分」ゆっくりと流れる時間に身を委ねて楽しむ優雅なクルージングの旅。豪華客船「飛鳥」でまわる世界一周旅行の夢をお届けいたします。海と美しい風景を楽しみながら世界各地の名所を巡ります。夢とロマンにあふれる歴史や文化、雄大な大自然に触れながら、ゆったりとした至福の時間をお過ごしください。


と続く.


 世界一周の方がハワイ10日間よりも豪華なような気もするが・・・・・







「絶対無理!・・・

 しかし,それが故に,上を目指し続け,

 貯まる喜びを噛みしめ続けるという人間の性質」を利用し,

永久不滅というキーワードと共にポイントを貯めたんだ!という満足感
を墓の中まで持って行ってもらおうというセゾンの策略.
気に入った!!



そういう心意気ってやつが大切ですよね!!

 代表取締役の林野 宏さんやりますね.お見それ致しました.

永久不滅  だてに,70歳近くになられるというお爺さん「野末 実」さんを鉄棒の周りでグルングルン回していらっしゃる 御姿をもって「永久不滅」を体現するCMを放送しているわけではない!


野末 実 様が
お回りになられる動画
(by Saison Card)
しかも,データでは
昭和11年1月1日生




 野末 実さん,はんっぱじゃなく格好いいです.このお方に関する情報はこちら



 「CMのギャラ」の一部として,自宅庭には「マイ鉄棒」が設置されたそうな.そして・・・



4歳のお孫さんの口癖は
「じじいは上でぐるぐる。ぼくはブランコ」


 だそうです.(・_・、)



 感動致しました!


 私はこの大先輩の雄志を見せて頂き,1,000Pごときでセゾンカードのポイントを消費しては申し訳が立たない・・・ と思い, できる限り,チキンレースに参加してみることにしました.

 私が70歳になっても大車輪とまでは行かなくとも「ケアガリ」くらいはできるようでいたいと思う残暑の夕暮・・

 達人への道のりはまだまだ遠い・・・


関係リンク:セゾンカード











フェスティバルお疲れ様でした. 2004/08/19

マーフェスティバルに参加された方.どうもお疲れ様でした.

 現地では,議員バッチを付けた方に2回ほど会いましたし,テレビのインタビューにも答えてしまいましたね.

 アジテーションをがんがんやってる方や,




「8月15日は終戦記念日ではない!!」

「敗戦屈辱の日である!!」

「わーすーれーるなー( ´ー` )」

を連呼していた方もいらっしゃいました.


 ドキュソん名刺をもらった方は,恥ずかしいので,知らない人に渡したりしないでください.

 このサイトに遊びに来てくださっている全ての方々へ・・

 これからもこのサイトをよろしくお願い致します.ヽ(´▽`)ノ













天上天下唯我ドキュソんサマーフェスティバル 告知 2004/08/10

近,日差しがキツク,ナツイですな〜〜.

こんな日は,ペットボトルに入れた水道水を凍らしておいて,やや溶けたところをキュキュッっと のどに流し込む.いやー.いいですなぁ.

 ども! ss@天上天下唯我ドキュソん です.( ´∀` )




靖国神社 オフ会慣行!

ということで,お盆は実家に帰らず,靖国神社の英霊の御霊をお鎮めに参る.

日時:8月15日13:00〜

場所:靖国神社巨第2鳥居直下 
地図

予定:参拝,鎮魂,近くのマクドに移動,討論(テーマ:ドキュソ)



 ナツいあつをぶっ飛ばせー! をキーワードに泣きじゃくるオフ会となりますので,ご注意ください.

 同時上映作品といたしまして,『鉄道友の会「写真部会」外伝』も開催される模様です.

 いらしてくださった方にはもれなく,ドキュソん名刺差し上げます.(・_・、)

 注)靖国神社参拝は真面目に行いますので,冷やかしグッヅのご持参はご遠慮ください.














一寸の虫にも五分の魂 2 2004/08/03

回の「つづく」からのからの続きを書き足しました.ヽ(´▽`)ノ
前回からの続きへジャンプ! 前回ものを読まれていない 方は前回の作品の最初からご覧いただけたら幸いです.これからも当サイトをよろしくお願い致します.皆様のご支援(=ご閲覧)により このサイトは成り立っております.












一寸の虫にも五分の魂 1 2004/07/26

教的な言葉ですが,第38代 天智天皇の時代に書かれた『毛吹草』にもこれに関する記述が見受けられる ことから,このような考え方は,日本人としての普遍的な脳内投射に支援されるものなのかも知れません.

解釈: 「弱者にも,相応の意地や考えがある.決して見下したり,馬鹿にしてはいけない.例え虫といえども,人間と同じ命をもっているのですよ.」 といった感じである.

 類似の言葉として

蛞蝓にも角(なめくじにもつの) 解釈: 弱者の代表のような蛞蝓にも角がある.弱者でも角を突いて歯向かうこともあり,弱者だからといって侮るものではありませんよ.

 今回は,この一寸の虫にも五分の魂というありがたい言葉の意味を 良く考え直してみたい出来事を皆さんに紹介させて頂きたい.







 朝7時に茅場町の道を歩きながら、考え事をしていた。

 「この地面の下にはいったいどれだけの生物がいるのだろう?」

 「昔見たテレビの特集では,足の裏の面積に相当する地面の内部には2000万以上の生命が 存在するのだそうだ.」

 そのデータを指示するかのごとく,目をこらすと,こんな都会であるにもかかわらず,アスファルトの上には「アリンコ」が 仕事をしておられた.

「お勤め,お疲れ様です.」

 地球の支配者は人間だと思っている我々と,慈悲深き心で,人間の傲慢を容認してくださっている かのような昆虫とどちらが,ヒエラルキーの頂点に近いのかは判定が難しいなどとも考えてみる.

 朝からよけいなことを考えながら出社し,業務を行っていました.

そのうち,事務所への定例報告の時間となり,事務所へ移動すると



とたんに,おなかが空いてきて集中できない状態に陥り ,一部の日本人の主食となりつつある「カップラーメン」(主食となりつつあるのは お前だけだろ?)を購入するためコンビニに赴くことにしました.


「何味にしようかなぁ?」


「麺重視? 具重視? 値段重視か?」


「想像するだけで・・ うひょう! 腹が減るよん!」


とはやる気持ちを抑えながら,るんるん気分でコンビニに向かう.








しかし,その時,既に事件は起きていのである.



つづく・・






コンビニに着くと,

どのカップラーメンにするかを選ぶため物色する.

ラーメンの種類を選びながら,

「なんかこの靴歩きにくいよなー」

 と思っていた.しかし,とりあえず,ラーメンを選んでからだと思い,ラーメン選びに集中した.

「なんか足の裏が若干チクチクするよなー」

と思いながらも,カップヌードルカレー味を購入し,

気分良く,コンビニを後にする.


 しかし,歩くほどに違和感は大きくなっていった.

「なんか足つぼマッサージみたいな靴よなー」

「なんか今日の朝の靴の感覚と違うよなー」

 画鋲でも踏んで,それが,ほんの少しだけ足の裏に当たっているのでは?!と思い, 靴の裏を見てみるがそれらしい痕跡はない.

 気のせいだろう・・と思い直して,

 しばらく歩いてみるが,やはりなんか違う.

「なんか靴の中にゴミでも入っているのかなー」





疑問は膨らんでいくが,ラーメンを早く食べたい気持ちも次第に膨れていき,

一路,急いで事務所に向かった.


 事務所のエレベーターに乗り,足の中の次第に高まる違和感について 考えてみる.



1: 朝は靴に異常を感じなかった.



2: 事務所に着いたときも異常は無かった.(靴を脱いだ)



3: 事務所から出たときに,異常を感じた.(靴を履いた)



4: そして今は,靴の中違和感度満点



 事件は 2: と 3: の間に起きていたようだ.その間は決して他人が靴をいじったりはしていない.

 そんなこんなと考えているうちに,エレベーターは目的階に達し,事務所に到着.

 とりあえず,買ってきたばかりのカップラーメンにお湯を注いで席に座る.

 箸をカップ麺の上に乗せて蒸気が逃げないようにして,



 靴の中の違和感の原因を調べるべく,靴の中を点検した.





まさか・・な.




目を疑った.


しかし,靴の中には,なんと!

 お友達がいらっしゃったのです.
 それは,一糸まとわぬ姿どころか, 内臓(visceral structures)までをも余すことなくブチまけて,見せびらかしておられる かわいそうなお姿で,6本足・黒色・知的でカサコソ系のお友達であらせられた.

釈迦曰く「ガッデム!」
ガッデム!

私は友達大切にする方なので 殺すことはいたしません.でも殺してしまいました.(・_・、)


靴を脱いでいた,たった10分間の間にお友達が靴の中に入っていたのでしょう.


 湿気があってかぐわしい香りのする私の靴の中は彼にとって天国だったことでしょう・・

 そこが本当の天国になってしまいましたが・・・
(・_・、)


 友達は無惨にもパラパラァ ぐちゃぐちゃにミンチになっていました.


 せっかく体長6センチまで成長したのに・・・今はもう見るに見られない状態.


 その後,靴下と靴の手入れに追われ,カップラーメンは忘れられてしまったとさ.

 めでたし,めでたし (・_・、).(涙目)





後書:

 2回目の投稿ものとなります.体験談を投稿してくださった「masa」さんどうもありがとうございます.投稿ネタをSSがテクスト化 させて頂きます. 体験談をお持ちの方はメールにてご投稿くださいね.ヽ(´▽`)ノ
体験談:masaさん  テクスト:SS













左の頬をぶたれたら・・右の頬を・・ 2 2004/07/20

回の「つづく」からのからの続きを書き足しました.ヽ(´▽`)ノ
前回からの続きへジャンプ! 前回ものを読まれていない 方は前回の作品の最初からご覧いただけたら幸いです.













左の頬をぶたれたら・・右の頬を・・ 1 2004/07/17

月くらいです.大手デパートSA○Yにバイクを停めて,ヘルメットを脱ぎ,映画(レイトショー)を見に行きました.

 映画はいいですね.たった2時間ですが,自分が普通に生きていたら体験できないような様々な経験をストーリーの上で 疑似体験することが出来る.「自分だったらこうする」と思ったり,「普段と違った立場から世間を見て物事の考え方を 改める」ということが出来る.

 そして,その日も少しだけ成長したような気になって,うれしくなりながら,やや スキップ気味に駐輪場へ向かい,バイクのエンジンを掛けてまたがり帰路につく.







 何かが違うような気がしていたが・・・



意外と「大きな」違和感にも 案外,気付かないものである.












 ヘルメットがねえゾ!!
      (フルフェイスのヘルメットでドンキーホーテにて購入した最安値商品)





 20mくらい走ったところで気付き,道路交通法違反にならないように 慌てて駐輪場へ戻る.

 どっかに ヘルメット置き忘れてきたのかなぁ?

 と思って周囲を捜すが・・・

 ヘルメットは見あたらない・・・









 
ガッデム!



 ようやく,盗まれたということに気付き,(オイオイ.最初っから気付よ)

 オロオロしながら,「やっぱり,その辺に置き忘れてないのかなぁ?」とまた捜してみたりする.



 そして,心の慰めモードが始まった.

小生:
「あーあ.ヘルメットにちゃんと鍵を掛けておけば良かったぁ (´д`;)」

天使:
「なーに.大した問題じゃないよ.また買えばいいさ.」

小生:
「でも,買うって言っても1万5000円とか,安くても5000円はするよぉ.(´д`;)」

天使:
「ヘルメットを無くして困っていた人が,あなたのヘルメットを借りていっただけだよ.( ´∀` ) 人助けだと思えばいいじゃないか.」

小生:
「人助けなのかなぁ〜〜.(´д`;)」

天使:
「それにあのヘルメット,以前走行中に道路に落として傷だらけになってたじゃないか. その傷の所を目立たないように黒のマジックで塗りつぶしてたろ?」

小生:
「確かに.新しいのが欲しいなぁとも思ってた.」

天使:
「じゃあ.ちょうど良かったじゃないか.ヘルメットを持っていった人も幸せだし,君も幸せだろ? 君がヘルメットに鍵を掛けなかったのは正解だったんだよ ヽ(´▽`)ノ」

小生:
「なるほど〜. なんかそんな気がしてきたゾォ・・( ゜∀゜)」





悪魔:
ケケケ.ノー天気な奴らだぜ.オメーがあまちゃんだから盗まれたんだよ!」

小生:
「あうっ・・あうあう・・ そんなこと言うなよぉ」



悪魔:
「いいか? 気合いが足りねーんだよ.気合いがぁ. たまに鍵なんて掛けてやるからヘルメットの野郎が甘ったれて, その辺の盗人に気安く盗まれちまうんだ! だから,お前(ヘルメット)には絶対鍵を掛けてやらねーから 盗まれないようにいつも気合い入れておけ!ってヘルメットに渇(教育)を入れておかねーといけないんだよ! わったか?」

小生:
「はっ・・ハイ! 先生! わかりました! 以後そのようにいたします!!」





 というわけで,とりあえず,新しいヘルメットを購入するために,夜中の2時まで営業しているドンキーホーテに 最安値のヘルメット(盗まれた物と同じ物)を買いに行った.



 やっぱり,新品っていいよなぁ.いい香りがする! すべすべして気持ちいい!! 光沢が違う!!

 よーし! お前の名前は今日から紀香だ! 明日から一緒に走ろうな!!

 そのようにニューヘルメットと会話し,私と彼女はこれから長い旅路を共に歩んでいくことになったのです.










れから数日後. 大手デパートS○TYにバイクを停めて,ヘルメットを脱ぎ,映画(レイトショー)を見に行きました.

 映画はいいですね.たった2時間ですが,自分が普通に生きていたら体験できないような様々な経験をストーリーの上で 疑似体験することが出来る.「自分だったらこうする」と思ったり,「普段と違った立場から世間を見て物事の考え方を 改める」ということが出来る.

 そして,その日も少しだけ成長したような気になって,うれしくなりながら,やや スキップ気味に駐輪場へ向かい,バイクのエンジンを掛けてまたがり帰路につく.







っと,思ったのもつかの間,

ガッデム!

( ̄▽ ̄#)





 またしても,ヘルメットがなくなっているではないか!

 しかも,今回は買ったばっかり!!!
  凸(`、´メ)








小生:
「紀香〜〜! どうして僕を置いて行ってしまったんだぁ〜!」

   (紀香とはヘルメットに付けた名前.)


 私は日頃から彼女(ヘルメット)が 気を抜いて,不埒な輩(ふらちなやから)に盗まれてしまうことのないように,しっかりと教育しておいのだった.


小生:
「いいかい? 紀香.よおく聞くんだよ.( ゜Д゜)
 自分の身は自分で護らなくてはならないんだ.
 君に甘えた気持ちが生まれないように,
 これから 私がバイクを離れる時は
 絶対に君を鍵で拘束するようなことはしない.
 だから,知らない変なおじさんとかにホイホイ付いていったりしたらダメだよ.」


 (そんなことをヘルメットに言い聞かせているお前の方が,よっぽど『変なおじさん』だよ!!)




 なのにまた,SA○Yで盗まれた.

 新品を買ってから1週間も経ってないのに!! ッデム!!




 SA○Yの近所のお子様がお茶目をしているのではないかと思い,周辺の垣根や草むらに投げ込まれてはいまいか?と 薄暗い光の中で探索をするもむなしく,気が付けば,時計は深夜0時を回っていた.





小生:
「紀香さ〜ん.僕をおいてどこに行かれたのですか〜!」





天使:
「ナーニ.大シタ問題ジャナイアルヨ.マタ買エバイイアルヨ.」

小生:
「しょぼーん.( ´A`) 」

天使:
「ヘルメットヲ,無クシテ困ッテイタ人ガ,ヘルメットヲ借リテイッタダケダアルヨ. 人助ケダト思エバイイアルヨ.」

小生:
「それさー.本気で言ってるの? しかも・・,なんか,片言なんだけど・・」

天使:
「ヘルメット,持ッテイッタ人,幸セ. 君モ,幸セ. 皆モ,幸セアルヨ」

小生:
「もういいよ.( ´Д` )」





悪魔:
ケケケ.やっぱり貴様は『あまちゃん』だったようだな.

小生:
「何言ってるんだ!! お前の言ってたとおりに紀香に鍵を掛けなかったら,アッサリ盗まれたZO!!」



悪魔:
「いいか? 鍵を掛けない程度の気合いじゃ全然足りねーんだよ.もっと おつむを使え.  鍵を掛けないなんて言うのは当然で,もう一工夫必要なんだよ



小生:
「え!? いったいどうするのさ?! 」



悪魔:
「いいか? 良く聞けよ・・・ ヒソヒソヒソ」



















 というわけで,またもや,新しいヘルメットを購入するために,夜中の2時まで営業しているドンキーホーテに 最安値のヘルメット(盗まれた物と同じ物)を買いに行った.



 やっぱり,新品っていいよなぁ.いい香りがする! すべすべして気持ちいい!! 光沢が違う!!





 そして,新品のヘルメットと会話をする.















 よーし! お前の名前は今日から栄子(えいこ)だ! 明日から一緒に走ろうな!!


栄子 24歳
栄子 24歳 後ろ姿


悪魔談:
「いいか? 良く聞けよ・・・ 後頭部に菊の御紋を入れておくくらいの,チューンナップが 施されてなかったら,その辺のトーシローに舐められて盗まれちまうんだよ.」

 このようにして,第3代目ドンキーホーテ最安値ヘルメット襲名した 彼女は,これからの長い旅路を私と共に歩んでいくことになったのです.

 彼女と共に,SA○Yに乗り込んで鍵を掛けずに放置して,リベンジを果たす日も近い・・・












大食い2 2004/07/14

いぶ,前回から日が経ってしまいましたが,続きを書きたいと思います.全然,更新していなかったのに毎日見に来てくださっていた 方も多くいらっしゃるようで・・ありがとうございます.( ´∀` ) 皆様方のおかげで更新することができます.小生の作品は毎回必ず,「事実に基づいた話」です. 今回の作品も お楽しみいただけることでしょう・・・ (・_・、)  他のWEB等で当WEBを宣伝してくださる方を募集しております.よろしくお願いいたします.

前回からの続きへジャンプ! 前回ものを読まれていない 方は前回のものからごらんいただけたら幸いです.












大食い 2004/06/09

日は合コンありがとうございました.( ゚∀゚)  関係者各位にお礼申し上げます.



 さて. 最近はどっちかっていうと,きたない系のネタが多かった気がしますので, 今回はどちらかというと奇麗系で行きたいと思います.










 大食い.
 それは,男達にとって己の豪傑ぶりをアピールするために通過しなくてはならない登竜門.

 大食い.
 それは,男達にとって己の限界を知るために踏まなければならない踏み絵.

 大食い.
 それは,自分は己の限界を超えることの出来る「意志」の持ち主であることを示す試金石.

 大食い.
 それは,「いっぱい食べる人ってス・テ・キ!」と女の子に言われてみたい男達に与えられたオポーテュニティー.

 大食い.
 それは,他の男達に向かって,「俺は貴様らのような柔(ヤワ)な男ではない!!」と勝ち誇るための戦場.

 大食い.
 それは,他に取り柄のない男達に与えられた最後の砦.

 大食い.
 それは,神がしくんだ戦いだった!!(by ポピュラス)




 はい.というわけで,今回は岩手県はわんこそばの名所で知られる
花巻市へと行って参りました.( ゜∀゜)  (ちょっと前の話)


 「わんこそば」というと,同県の盛岡市が 有名ですが,その印象はハドソンのボードゲーム型テレビゲームの桃太郎電鉄 シリーズで植え付けられたものであり,(盛岡に停まるとわんこそば工場を購入する権利がある.)地元原住民に 言わせると,「わんこそば」の本場は盛岡よりもむしろ,やや南にある花巻であるという.



 「30分以内に食べたら無料(タダ)!!」と書いてある 店を見つけたら,手当たり次第に飛び込み,ことごとく制覇しては,そのお店に 名前を残すことを趣味としている私は,オーバーザトップ(限界を超えるの意味)を求めて, 今回,この花巻市へと流れていた.せっかく,岩手県花巻市まで来て,わんこそばを食すからには,この地域で最も格式のあるお店に 入りたい.いや! 挑みたい!!ということで選ばれたお店がここ.




いわてのお食事処 やぶ屋本店 いわてのお食事処やぶ屋本店 0198-24-1011
 このお店は,毎月大食いチャンピョンランキングを発表して いる.







 最初に言っておきたいことがある.




 「わんこそば」を体験した今なら言える・・・











 「わんこそば」はスポーツである!

 すなわち,ルールに基づいて 持久力や技術,能力を競い合うのである!!

 お店のわんコソボ バトル説明書には以下のようにある.



「わんこそばの食べ方」

 わんこそばは、十杯でかけそば一杯分といわれます。まずはじめに、秀衝塗りの器に盛られた薬味が出されます。  そばを食べるお椀には、はじめからそばが入ってきます。 いざ、食べ始めると給仕のあねさんが間髪を入れず、そばを投げ込みます。 食べてはすぐに投げ込まれます。ときどき好みに応じて、薬味を合わせながらお楽しみください。 あまりツユを飲まないのがコツ。食べ終わりの合図はお椀にすばやくフタをします。 さて、あなたは何杯お食べになりました?




 ですが,現地で学んだ追加ルールとして,



 お椀の中の「そば」を 必ず完食し,お椀を空にしてから フタをして「ごちそうさま」をしなければいけない.というルールです.

 つまり,お椀を空にした次の瞬間,間髪を入れずにそのお椀にフタをしないと, 給仕のあねさんが新たな「ネタ」を投入し,お腹一杯バトルに終止符が打たれない! ということなのです.


 客が「もう腹一杯だぁ〜〜」と泣きそうになっているところに,

わんこ姉さんは,

「おらおら,どうした! もっと私の靴をおナメ!!」


 と言わんばかりに,「そば」を継ぎ足して

 私たち素人(しろうと) わんこそば の厳しさを教えてくれます.





 さて,今回の戦いはいったいどのようなものだったのでしょうか?

 今回も「達人」としての名声を上げることができたのでしょうか?
     (おいおい.今まで名声を 上げたことなんてあったのかよ・・・・)














 さて,というわけで,岩手県:花巻:椀子そば大食いバトルで達人としての名を騰げようと いうことになりました.


 お店の女将さんに参戦を表明し,バトルフィールドとなる座敷に座った.(四人用の座敷)

 すると,隣の席(四人用座敷)にも,約20分くらい前からわんこそばの大食いチャレンジに参戦している3人組の方々がおられた.

 男性2人と女性1人で,少し話を聞いていると,東京・神奈川からこの岩手花巻に旅行に来ているということがわかり, 年齢は私たちと同年代という感じであっだ.彼らは一人あたり約30杯をすでに平らげていたが,それぞれにもう限界のようで,

 「う〜う〜」と,うなりをあげながら,



 食べても食べても間髪を入れず即座にわんこそばを注ぎ足す わんこ姉さんと話をしていた.

 その「わんこ姉さん」はとても美人で芸能人でいうと「大神いずみ」を「井上和香」の 雰囲気にしたような方であった.



男性1:
「もうだめだ!くえねえ!限界だ!」

男性2:
「最初はおいしかったけど,こんなに食べたらまずくてもう食べられない!」

女性:
「食べ終わるためには 今,お椀に入っている おそばを平らげて,蓋をしなければならないのよ.」

男性1:
「早く食べ終わりにしたいんだけど,このわんこ姉さんが 瞬間的にそばを入れるから,蓋を閉める暇がないんだよ!」

男性2:
おえー.まずい.もう2度と挑戦しねえ!

 この会話を聞きながらも,挑戦者たちの斜め後方に立ち,お椀にそばを流し込むタイミングを 伺(うかが)い続けているわんこ姉さんは一時たりとも『営業スマイル』を崩さなかった!!






 そして心の中でこう叫んでいたのである!!







わんこ姉さん:

 「ふッ 都会モンの根性はその程度か,他愛もない.

 雑魚が 花巻のそばの味もわからずに,

 たかだか30杯程度で音(ね)を上げておるわい.


 さあ.もっと苦しめ.


 もっと苦痛にゆがむ顔を見せておくれ.


 貴様らのようなトーシローが弱音を吐いて倒れていく姿が,

 私達「わんこ嬢」の喜びとなるのだ! フハハハァ!!


 そして  花巻わんこそばの『恐ろしさ』を末代まで語り継ぐための墓標となり,

 「鬼の鳴く街カサンドラ伝説」の礎(いしずえ)となるがよい!!




 私は,上記のようなわんこ姉さんの心の雄叫び (妄想 [delusion]:3.5秒 カサンドラ伝説の回顧に2.5秒)を目の当たりに聞いて, 決意を新たにし,心の狼煙(のろし)を揚げたのです!!





小生:
 「絶対に,必ずその3倍は食べて,
  このわんこ姉さんの ハートをキャッチしてやる!
(おいおい.東京モンの維持を見せるためじゃなくて,そのお姉さんに気に入られるためかよ!)









 日頃からビックマックセットをいくつかオーダーして胃袋を鍛えていたのはこの日のためだ!といわんばかりに 食べさせていただきました.










10杯目くらい:

 さすが,わんこそばの聖地.「だし」が入ったお汁と共に噛みしめると鰹とソバのうまみがマッチしてたまりません!!  うまい!!



20杯目くらい:

 ソバと「だし」だけではなく,約20種類の豊富な薬味といっしょに合わせて食べると,こりゃまた贅沢な味わい!!



30杯目くらい:

 まだまだ,全然いけます.しかし,あまり急いで食べると胃袋がびっくりするので,よく噛んでおいしさを味わいながら!  それでもおいしいのですぐにお椀が空になります.わんこ姉さんの補給よりソバの消費量の方が多い時期です.



40杯目くらい:

 ペースは落ちません.いっしょに食べていた友人も「まだまだ!」という感じです.ソバ好きには答えられません.



50杯目くらい:

 まだ,胃袋はふくれたという感触もありません.わんこ姉さんはテンポよくソバを注いでくれます.このくらいが成人男性の平均だそうです.



60杯目くらい:

 そろそろ,わんこそばより,薬味に気持ちが移っていく「倦怠期」に入ってきました.しかし,まだソバはおいしいです.
色とりどり,遊び心満載の薬味
色とりどり,遊び心満載の薬味 ( ゚∀゚)





70杯目くらい:

 一緒に食べていた友人は苦しそうです.箸の動きがぴたりと止まってしまいました.しかし,私はまだまだ,ペースをゆるめません.



80杯目くらい:

 友人は自己最高記録を更新して「まったりモード」に突入してしまいました.小生のお腹もかなりふくれてきましたが,  まだまだ,お蕎麦は「おいしい」と知覚されています.( ´∀` )



90杯目くらい:

 この辺からわんこ姉さんの視線が熱くなってきました! 「ひょっとして,私に惚れているのか?! お姉さん! そいつは いけねえ!! アッシはタダの流れ者でござんす!」 ・・と妄想(delusion)が多くなってくる時期.



100杯目くらい:

 とうとう100の大台を超えたということで,周囲の注目が熱くなってくる!! 先ほど隣の席で食べていた3人組が, 私に感想を求めてくる.そして,「いっしょに写真とってもいいですか?!」と にわか芸能人のような待遇を受ける.この辺になると結構,「もう,食べられません(・_・、)」 と言いたくなる感じだが,まだまだ,胃袋がはじけちゃいます!!っていうレベルではない.男の生き様はここからだ!!







110杯目くらい:

 この辺では正直・・・ もう,いっぱい,いっぱいであった.しかし,私は記録のためというよりも 「この美しいわんこ姉さんに少しでも長い間,お蕎麦を注いでもらいたい」という欲求に突き動かされ, 無理をしてがんばっていた.1杯食べるたびに,不覚ながらも悪寒がこみ上げてくる!! しかし, 男たるもの,そんな無様な顔色を周囲に見せるわけにはいかない!! やせ我慢こそが,漢の神髄である.





小生:
 「お姉さんにお蕎麦を注いでいただくと,
 それだけでおいしく感じて いくらでも食べられちゃいますよ.( ´∀` ) てへっ」

  (心の中では(; ´Д`) うぅっ やばい・・)



周囲にも余裕の表情を振りまく・・







しかし・・・

 ここで事件が起こった!!









 私のがんばりのモチベーション(動機)であった私の理想に近い美形のわんこ姉さんが,店内大盛況のため,他のテーブルに 回されることとなり,こうおっしゃった.





美しいわんこ姉さん:
 「まだ,食べるのでしたら,自分で注いで 食べてください.
 追加するときはあそこのおばさんを呼んでください.」






 そう言い残し,わんこそば「9椀子入りケース」を置いて別のテーブルに行ってしまった!

ガッデム!
( ´Д` )






9椀子入りケース
9椀子入りケース (・_・、)







120杯目くらい:

 ここから,一気に疲労感が加速し,上記の理由によって,むなしい「一人プレイわんこそば」を 堪能することとなった. あのお姉さんにお代わりをいただけるからこそ何とか耐えられていたのに・・ 自分で注ぐ椀子なんて・・



 私の心は急速に老衰した.そして,胃袋の中も漏水した.




12X杯目:

 とうとう,噴水のように吹き出す一歩手前に立っていることを自覚し,箸を置いた.しかし,その頃には,  急いで手持ちの椀子に蓋をせずとも・・ 新たなる椀子そばを注ぎ込んでくれるお姉さん の姿はなかった・・・(・_・、)








岩手県花巻 椀子そばバトル 戦闘終了宣言
戦闘終了宣言 (・_・、)







 あのお姉さんに会うために,もう一度「花巻」に行きたい!

 リベンジを果たすために・・

 あのお姉さんに「すごいね」と言われるために・・・

 男なんてそんなもんさ・・ 達人の道はまだまだ険しい・・・・・・



追記:通常の場合は,食べ放題にチャレンジしてから息を引き取るまで,2テーブルに1人の「わんこ姉さん」が配置されます. 途中で別のテーブルに行くのは,「持久戦」となるか,もしくは今回のように,「お客からの求愛行動」が在った場合の 特別措置です.ご安心ください.また,このお店は本当においしかったです.ありがとうございました.












そのまんま 2004/06/05

っとりジメジメの梅雨の季節を迎えるにあたり,心の景気づけと言うことで.

 皆さんは何を行っているでしょうか?

 (別に,梅雨だからって特別に景気づけとかしなくても普通に過ごせるYO! しかも,最近晴れてばっかやン.)

 はい.それはそうなんですが・・・




 だからどうした! というほどのことでもないんですが・・・





 実は・・・





 合コンがあるんですね==ξ ( ゚∀゚)<ヤッホー!



 持つべきものは友人ですなぁ! ありがとう!主催者よ! 結婚式には呼ぶよ.(当分先のことでしょうが・・)






 例によって
男の勝負着スーツ ということなので. また,普段着としてもこだわりがあるので.
 
以前のステイトメントを参照
 これを着て行くという方向で・・









■□■合コン集合場所にて■□■


小生:
 「そろそろ時間だけど・・みんなどうしたのかなぁ?
  集合場所ここでいいのかなぁ?」

友人:
 「おーい.こっちだよ.元気してた?!」

小生:
 「おッおお=! ひさしぶりだなぁ! 今日は誘ってくれてありがとう!」

友人:
 「いやいや.とんでもない. ところで景気はどうだね?」

小生:
 「ぼちぼちでんなぁ.( ゜∀゜)」

っとありがちな会話を楽しんでいると・・・






女性A:
 「こんにちは.初めまして A子です.」

小生:
 「こっこんにち.は.」
  (おお!なんてびゅーちふぉーな!!) ( ゜∀゜)

小生:
 「きょ今日はよろしくおねがいし.します.」
  (やばい.かんでる!) ( ゚Д゚)

女性A:
 「今日はお仕事だったんですか?」

小生:
 「いいえ.べつに,今日は休みです・・」
  (今朝まで徹夜でプログラム書いてヒホヒホ言ってますたが・・・)

女性A:
 「へー.お休みでもスーツなんて着てるんですか?」

小生:
 「あっ・・いやぁ・・ これは・・普段着というか・・」











女性B:
 「それしか「よそ行きの着物」持ってないんじゃないの?!」

小生:
 「はうぅッ!!」 (」゜Д゜)」
  (もう一人,お姉さん キター?!)





女性B:
 「ちょっと.今時,就職活動でもないのに,
  スーツなんかで気合い入れて来ないでくれるぅ?」

女性B:
 「なんか,引いちゃうわよね.」



ガ〜ン


(妄想シミュレーション 4.8秒.)



 はー.でも・・










 実際,これしか着て行くもんないし・・

つづく・・ぁないかも・・













心の掟 2004/06/03

つも,ページを見に来て下さっている皆様.ありがとうございます. このページをほくそ笑みながら読んで下さっている方々がいらっしゃると思うだけで,がんばっていけます. 皆様の御隣人にも,当サイトを教えて頂けたら,うれしいです.





は,なるべく時間を無駄にしたくないと日頃から思っています.(誰でもそうだと思いますが.)

 よって,なるべく「ボーッ」としている時間を減らすために,

「私の心の中の戒律」というものを制定しており, その中の細則の一つに次のようなものがあります.












心の掟 第27条:
「自分一人でエレベーターに乗っている時は, 逆立ち,シャドウボクシング,腕立て伏せ,その他運動になることをしなくてはならない.」

 この「心の掟」を故意に破ってしまうと,その次に,同じシチュエーション(状況) となった時に「2倍の強度で同掟を実行しなければならない.」という 上位法規にあたる「心の戒律」があるので, 後々に厳しい状態に追い込まれないために毎回「心の掟 第27条」を遂行している.
 また,自分の心に決めたことを実行できないと男としてその都度,敗北感 を味わうこととなるので,楽しみながら実施するようにしている.


 最近ではもっぱら,逆立ちをしていることが多いが,雨の日などは,水滴で濡れていないところ に手をつかねばならず,また,背負っているリュックサックなどが地面に付かないようにするのが大変だ.


 だが,シャドウボクシング(敵(シャドウ)を想定してシュッシュと音を立てながら,パンチを繰り出し, また避けたりするボクシングの練習法の一つ)も捨てがたい.


 今日は職場から自宅へ帰るために 11F から 1F にエレベーターで下る際に,シャドウボクシングをしていた.


 乗車時間は約1分ほどなのでぼちぼちいい運動になる.


 音楽をイヤホンで聴きながら,深夜の寂しいエレベーターをほんの少しでもエンジョイするために.....











シュッシュシュ!

シュシュ!

アナウンサー:
 「さーて.今宵も始まりました.ライトウェルター級4回戦.今日は どんな戦いが見られるのでしょうか? 実況は わたくし アデランスの中野と,解説は キン肉大王さんです.よろしくお願いします.」


カーン!


アナウンサー:
 「おっと.ゴングが鳴りました.青コーナー飛び出した!! ゴングと同時に 凄いラッシュです.」

解説:
 「4回戦(プロになったばかりの方が闘う試合のこと)では 良くありますね.こういうパターンは.赤コーナーがペースをつかみやすいパターンですね.」

シュッシュシュ!


アナウンサー:
 「逃げるばかりの赤コーナー シャドウ選手 どうしたのか?」


解説:
 「手を出していかないとペースがつかめませんね.それとも何かを狙っているのでしょうか?」


シュッシュシュ!
シュシュシュッシュ!!


アナウンサー:
 「おーっと青コーナー ワンツースリーから 左フックx2,右フック,アッパーだ!」


解説:
 「いけませんね.赤コーナー シャドウ選手はもっと足を使わないと・・」


アナウンサー:
 「しかし,この狭い2畳ほどのエレベーター内では足が使えません.どうするのか? シャドウ選手.」


シュッシュシュ シュッシュシュ シュッシュシュ!


アナウンサー:
 「青コーナー のドキュソんが 更に調子づいてきました.猛烈なラッシュです!!」


解説:
 「ん・・」


アナウンサー:
 「どうしました?」


解説:
 「青コーナー急に動きが悪くなりましたね〜」


アナウンサー:
「開始20秒程度ですが,何が起こったのでしょうか?」


解説:
 「これは・・・」






解説:
 「運動不足から来るスタミナ切れですね.」


アナウンサー:
 「これはいけません.息を整えるためにウェービングとスウェー (体を揺らして敵のパンチを避ける動作.パンチを出すより疲れない.)が多くなってきました.何とも都合のいい設定です.」


アナウンサー:
 「おっと.クリンチです!
  (ボクサー同士が抱き合ってパンチを出せないようにし,息を整える時に使う.)
  クリンチのまま・・
  青コーナー  ドキュソん選手
  素早く体勢を入れ替えた! チャンスか!?」








!!!


解説:
 「こっこれは・・・」






解説:
 「エレベーターのドアが開いています.」






解説:
 「お客さんが乗ろうにも乗れずに困っています.」


 ドア側と反対方向を向いてシャドウボクシングに没頭しており,  クルッと体勢を入れ替えて,ドア側を向いた時,

 自分一人の戦場かと思い込んで,大立ち回りを 演じていた最中,
 エレベーターのドアは既に開放され, 知らないお方が怪訝(けげん)な顔をして私を見ているのです!!



(」゚Д゚)」







 逆立ちであれば,自分は動かないために,エレベーターが途中で止まり, ドアが開きそうになっても,その重力の変化に直ちに気付いて何事もなかったかのように振る舞えるのだが, (何この人,顔真っ赤にさせてるんだろ?と思われる程度で済む.)

 しかし,今はシャドウボクシング・・・ しかも,イヤホンで音楽聴きながら・・
 この時は自分の動き没頭の度合いから, ドアが開いたことに気づかず, 端から見れば「あやしい踊り」人前で数秒踊っていたという結果になった.

 狭いエレベーター内で「シュッシュッ」と音を立てて浸(ひた)っている男がいる のに,「普通の人なら,そこに遠慮無く同乗することは到底出来ずに,唖然として見守る他無い.」
 それは,その状況から言って当然のことであった.




ガッデム!



 その直後,さりげなく髪の毛をいじる振りをして,シャドウボクシングの動作をフェードアウトさせ,

小生:
 「あっ.えー.  どうぞ・・  乗ります・・・・・  か?」

 とその方にお聞きして,同乗し,1Fまで降りていきました.

 エレベーターの達人には,まだまだ,相当到達できない・・・・(・_・、)













HOME