大
変寒い季節になってきました.
手袋なしでバイクや自転車に乗るのはきついのではないでしょうか?
というわけで,このほど,以前まで使用していた穴の開いた手袋を
新調し,新品のおニュー手袋を仕入れました.
そして,その手袋でバイクに乗って帰ります.
ただそれだけのことのはずでした.
バイクは私の相棒.「YAMAHA ビラーゴ250」 黒のアメリカンタイプのバイクです.
最近は寒さのせいもあり,押し掛け以外ではエンジンがかからない頑固者で,
後輪ブレーキは一度かけたらかかりっぱなしというお茶目な子ですが,
とてもかわいげがあり,時には雄々しい走りを見せる自慢の相棒です.
燃料タンクは光沢があり黒光りしていて,横にはViragoの文字がある.
バイクにまたがり,車庫から出そうとする.その時に,その真っ黒な
燃料タンクに白い斑点がついていることに気づきました.
「なんだろう?これは?」
それは,何か液体が飛び散ったようについていました.
そして,結構広範囲に飛び散っている.
そういえば,昼間にこの辺で業者が何か塗装のような作業をしていたことを思い出しました.
「ああ? ペンキか?!」
「全く,駐輪場のバイクに白いペンキを飛び散らせて!」
「いったいなんて業者だ!! 訴えてやるぅ!」
っと「ダチョウ倶楽部」のイントネーションでぼやいてみる・・・(やや,寒い・・)(・_・、)
時間が時間なので,ここは本当に暗い.(夜12時くらい・街灯無し) 真っ黒な燃料タンクに浮かび上がる白い斑点模様だけが
見えるような状態だ.
こんな感じ↓
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無料で白鳥座の塗装タトゥーが入った! ワーイ ヽ(´▽`)ノ ワーイ
と喜んでいる場合ではない. (しかも,白鳥座とそんなに似てねーよ)
とりあえず,装着していた手袋で
その白いペンキ(直径1ミリ程度のつぶつぶ)をこすってみました.
すると何度かこすれば すぐに消えるので,
「ああ.たいしたこと無いな.あとでぞうきんでこすれば何とかなりそうだ.」
と思いつつ,目につく白い斑点模様だけは片っ端から手袋でぬぐって拭きました.
しかし,燃料タンクにこれだけペンキが飛び散っているんだったら,クロム塗装の
マフラーや道路側に面していた後輪なんかはもっとペンキが付いているに違いない.と思い,
あーあ.今は暗くてあまり見えないから,残りは後で,明るい所で確認してみよう.そう思ったのです.
次の日に,またバイクにまたがると,拭き残した白い斑点がぼちぼちあったので昨日のことを思い出しました.
車体のほかの部分にペンキが飛び散っていないか確認しました.
しかし,不思議なことに,燃料タンクの付近にしか白い液体は飛び散っていなかったのです.
「おかしーなー.ピンポイントで燃料タンク部分にペンキが飛んだのかなぁ.」
「それとも,誰かが我が相棒をいじめて意図的にペンキを垂らしたのだろうか?」
そう思い,黒い燃料タンクを注意深く再び見てみると・・
白い固まりに加えて黒い固まりもちらほら確認できる.
白いモノは,親指ほどもある「その塊(かたまり)」を中心に飛び散っていたのである.
こっこれは?!
ヽ(`Д´)ノ ガッデム
飛び散っていたモノは 巨大な鳥の糞であったのだ!!
ペンキかと思ってたら,あれは鳥の糞かよ!!
しかも飛び散っているということは「
爆撃当時はホヤホヤの液状瞬間!?」
白鳥座のタトゥーは当たらずしも遠からず? などと多少喜んでみる.(そんなことで喜ぶなよ!)
で,慌ててポケットの中にしまっていた手袋を取り出して
見てみると・・・
ガビガビになった鳥の糞がこびりついているではありませんか!!
ガッデム!!
しかも!!
クサッ プ〜〜ン.
糞だと知ってたら,手袋で拭かなかったのにー. (・_・、)
そんなこんなで「我が所有物」としての洗礼を受けた
おニュー手袋は,今日も元気に任務を務めています.
後日,その手袋をはめたままの手で,ハンバーガーを食べていた時にこの事件を思いだして
慌てて手袋を脱いだが,時すでにおそし・・・・
(もちろん,食べましたが・・(・_・、)
達人への道はまだまだ遠い・・・
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