ジャッキーチェン、シュワルツェネッガー、 スタローン、トラボルタ、ニコラスケイジ、ブルースリー、ジェットリー、ヴァンダム・・・・ みんなそれなりのカットを撮影してきた強者達である。 しかし、その華やかな映画の中の 世界と現実のギャップを埋めるために、「スタントマン」という 方々が、ある種の裏世界、日の目を見ないそちら側の世界で暗躍していることを忘れないで欲しい。 ということで、今回はスタントマンについて考えてみたい。 早速本題ですが、 先日その 「スタントマン」 をやってきました。 ( ´Д` ) 場所は都内、巨大都市「東京」を流れる大動脈「国道16号線」。 昼間。交通量はかなり多い。片側2車線の道路は幅いっぱいいっぱいにダンプやトラック、乗用車が走る 細い道であった。両脇に歩道はなく自動車専用道路となっており、通行車両の平均時速は60km/h overといった ところであったろうか。 そこをゴーグルを付けて相棒ビラーゴ250と共に颯爽と駆け抜けるというシーンである。 平常心を保ち、いつも通りクールに決め込んだ。(おいおい。おまえは常に「クールじゃないだろ。」) 道ばたの観客へ手を振る心の余裕も忘れてはいない。 信号が赤から青へ変るのを合図に、アクセルを一気に吹かす。 「いい吹け上がりだ!」 加速したマシンは風景を次々と後方へ吹き飛ばし、回転数を上げていく。 あまりのG(重力加速度:後ろに引っ張られる力)に首がもっていかれそうになる。 そして、3速がフルスロットルに入ったその時 爆音はMAXに達した。 そして、次の瞬間!! !!? 突然、車体はガクガクと狂牛病のようにふるえだし、 力無く、減速していく・・・・ 「どうした?!相棒!元気を出せ!!」 「またかね?」 相棒はそのように言い残し、沈黙してしまった・・・・ 「またかね?」ということは・・・ まさか・・・・ いやっ、たぶん・・・・ というか、やはり・・・・ ガス欠!! \(゚△゚ )/ しかし、またやってしまったかとか、ガス欠だとかいう問題はどうでも良い。 今どこに立っているのか?ということの方が重要で あった。 車道の上では追突されるので右端に避けていたのだが、そこはつまり、 追越車線と対向車線の真ん中であった!!(゚д゚) 狭い片道2車線の道路を私の左右でダンプ やトラックなどが20cmともいわず、10cmともいわずの距離を 時速80km/hくらいで通り過ぎていくのです。(,,゚Д゚) 中央分離帯などありません。 いやっ、むしろ、 私自身が“中央分離帯”となっている感じ。 ・ ・ ・ ・ ・ しかも、かなりの上り坂で、前に進に進めない。(ToT) バイクにまたがったまま、ちょこちょこ押していけるような、“やわ”な坂ではないようだ。 かといって、バックも出来ない。 自分の体一個分隣では車どもがビュンビュン言っている。 2秒に1回は風圧で、反対車線に倒れそうになる。 気分は「電車同志のすれ違うさなか、 線路の狭間でアクションを披露するスタントマン状態!!」 しかも、2分間くらいそこにたたずまざるを得なかった。(ToT)(実時間) なにはともあれ貴重な時間でした。動くに動けなかったのは困ったけれど・・・ 皆様も、是非是非、お気を付けください。( ´∀` ) 今回の一押しリンク EMANの物理学 コメント:いやー。ここは為になります。物理無知の私は科学を知らないも同じ。勉強していきたいものですね。 |